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CBDオイルが使えなくなるって本当?法律の話【2025年最新情報】

2025年4月8日

「CBDオイルが法律で使えなくなるって本当?」と心配している飼い主さんへ。2024年施行の大麻取締法改正により、CBD製品の取り扱い基準やTHCの規制がどのように変わったのかを、わかりやすく解説します。CBDとTHCの違い、合法とされるCBDの基礎知識に加え、てんかんケアや夜鳴き、ストレス対策といった愛犬の健康サポートにCBDを活用する際の注意点や、安全な製品選びのコツも紹介。CBDの正しい知識を知りたい方に役立つ内容です。

はじめに:広がるCBD人気、でも「使えなくなる」の噂が…

「SNSやニュースで“CBDオイルが使えなくなるかもしれない”って見かけたけど、本当なの?」
「愛犬のためにCBDオイルを毎日使っているのに、急に使えなくなったらどうしよう…」

こんな不安を抱えていませんか?
特にペット用CBD製品をご愛用の飼い主さんにとっては、法規制の話はとても気になるテーマですよね。

近年、CBD(カンナビジオール)はストレス緩和や皮膚トラブル対策など、愛犬・愛猫の健康サポートアイテムとして注目を集めています。しかし一方で、「大麻由来成分」というイメージから誤解や不安が先行し、「規制されるのでは?」という声も。

この記事では、CBDオイルの法律に関する最新動向をわかりやすく解説し、飼い主ととどうぶつにとって「安全なCBD製品の選び方」をご紹介します。

CBDオイルとは?安全性と人気の背景

CBDは、大麻草に含まれる成分のひとつですが、「THC(テトラヒドロカンナビノール)」とは異なり、精神作用(いわゆる“ハイになる”作用)はありません
このTHCこそが、違法大麻のイメージの原因となる成分であり、依存性や中枢神経への影響が懸念されていることから、日本では厳しく規制されています。

一方、CBDには依存性や乱用のリスクが極めて低く、安全性が高いとされ、世界各国で医療・健康用途への応用が進んでいます。

特に日本では、CBDは以下の条件を満たす場合に合法成分として扱われています。

  • THCを一切含まない(=検出限界(0.001%未満)以下である)こと
    ※2023年12月までは、茎や種子から抽出されたものであること(花穂や葉からの抽出は法律で禁止)が条件になっていましたが、2024年12月の法改正でTHCの成分規制となりました。

つまり、THCが微量でも含まれている製品は「違法」と判断される可能性があるため、正しく検査された製品を選ぶことが重要です。

このように、条件をクリアしたCBDは安心して使える健康補助成分として、近年はペットケア分野でも注目を集めています。

実際に以下のような悩みにCBDが役立てられています

  • 留守番時や夜中に落ち着かずに吠える
  • 花火や雷でパニックになる
  • 老犬の関節ケアや運動サポート
  • てんかんの発作をケアしたいときの補助
  • 皮膚トラブルへの外用ケア

法改正の背景:「CBD=大麻」という誤解と懸念

では、なぜ「CBDオイルが使えなくなるのでは?」という声が出ているのでしょうか?

背景には、2024年12月に行われた日本の大麻取締法の改正があります。
実は、これまでの法律では「植物の部位」で規制していたため、THCの検出限界値が定められていませんでした。つまり、厳格な検査で通過したCBD原料だけでなく、少し緩い検査基準で輸入され、多少THCを含んでいる可能性があるCBD製品でも、問題なく流通できるような部分がありました。

そこで、2023年に大麻取締法および関連法規の改正が進められ、2024年12月より施行。「医療用大麻の解禁」「大麻の国内栽培の整備」とともに、「CBD製品の取扱基準の明確化」が注目されました。

2024年の法改正ポイント

  • 医療用大麻の一部解禁 ※THCの研究や検査が麻薬取扱業を持っていればできるようになりました
  • CBD製品におけるTHC含有の厳格な検査体制を導入※CBDオイルは検出限界0.001%、その他は検出限界0.0001%の検査にクリアしなくてはいけなくなりました)
  • 輸入時にTHCフリーを証明する検査書類の提出を義務化
  • 違法成分(THC)が微量でも検出された製品の販売を禁止
  • 大麻所持ではなく、「使用罪」が制定

これにより、今後はより厳密にTHCの含有量がチェックされるようになり、基準を満たさないCBD製品は市場から姿を消すことになりました。

CBDが使えなくなるの?飼い主にとっての影響は?

では実際に、私たちが使っているCBDオイルやスキンケア製品は今後どうなるのでしょうか?答えは、「適切に製造・検査された製品であれば、今後も使用可能」です。

むしろ、法整備が進むことで粗悪品や違法成分を含む製品が淘汰されることが期待され、信頼できるブランドがより安全性を担保できるようになると考えられます。

ペット用CBDについても、人間用と同様に成分表示の明確化や輸入元の透明性が求められるようになり、飼い主として製品選びの目がさらに重要になってきます。

安心して使うために知っておきたいCBD製品選びのポイント

法改正を受け、これからCBD製品を選ぶときには以下の点に注意しましょう:

✅ 第三者機関による成分検査の有無

  • THCフリーであることが証明されているか

✅ 原料の原産国と抽出方法

  • 日本の基準に適合する安全な製造方法か

✅ 法律に準拠した輸入・製造

  • 大麻取締法・麻薬取締法に違反していないか
  • 輸入許可、通関の許可を経て取り扱っているか

✅ 信頼できる販売元かどうか

  • 問い合わせ対応や成分表記に誠実な対応があるか

実際に不安だった飼い主さんの声と体験談

「規制されるって聞いて不安だったけど、メーカーに問い合わせたら“成分検査済みで合法です”って教えてもらえて安心しました。」(東京都/Mさん・10歳柴犬の飼い主)

「CBDを使い始めてから、夜の無駄吠えが減ってぐっすり眠れるように。もし使えなくなったら…と不安だったけど、今のところ大丈夫そうですね。」(千葉県/Kさん・シニアトイプードル)

このように、正しい情報と信頼できる製品選びがあれば、「CBDが使えなくなるかも…」という不安は必要ありません。

M&N’sのCBD製品はすべて「国内法に準拠」した安心設計

私たちM&N’sでは、以下のような基準を徹底しています。

  • 原料はTHCを含まない茎・種子のみを使用
  • 国内の第三者機関による成分検査を実施
  • 動物専用に設計された独自のテルペン処方
  • CBDオイル・スキンケア共に継続しやすい使いやすさ
  • 原料の調達から、製造、販売、カスタマーサポートまで一気通貫
  • 安心の国内製造

また、法律ではTHCが0.001%未満のCBDオイルであれば「検出されない」とされ合法とみなされますが、M&N’sのCBD製品に含まれるTHCはわずか0.00007%以下。これは、法的基準よりも厳しいレベルでクリアしていることになります。

M&N’s CBD製品の成分表はこちらに掲載しています。

まとめ

「CBDが使えなくなるかも?」というウワサの背景には、法整備による安全性の強化があります。逆に言えば、ルールが明確になることで、より安心して使える時代が来るとも言えるでしょう。

CBDは、愛犬・愛猫の健康をやさしくサポートする選択肢のひとつ。今後も正しい情報をもとに、安全で信頼できる製品を選んでいきたいですね。

この記事を書いた人

  • M&N'sCBDのスタッフである商品開発米山と、カスタマーサポート上田でコラムを更新しています。商品のこと、CBDのこと、よくあるお客様の声などについて詳しくご紹介します。

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