CBDは、世界中で話題のヘンプという植物由来の成分です。抗酸化作用が高く、身体の調節機能に働きかけ健康維持に役立つ成分として、世界中で研究が進められています。
ヒト用として今まさにCBDは美容・健康・医療の分野で世界的な話題となっていますが、犬や猫の健康・ストレスケアとしても人気が高まっています。
ECS(エンドカンナビノイドシステム)は、体内で作られる内因性カンナビノイドを利用して、私たちの心身の健康を常に保つために働く身体調節機能のこと。
「認知・機能」「食欲・代謝」「神経保護」「感情抑制」「痛み・炎症」「睡眠・覚醒」「体温調節」「免疫調節」「生殖機能」「老化防止」など、多くの調節機能を司っています。
ECSは全ての哺乳類がもつ機能で、もちろん犬や猫などといったペットの身体にも備わっています。
生物のカラダは、神経伝達物質であるエンドカンナビノイド(内因性カンナビノイド)を常に産生しています。
しかし、肉体的・心理的なストレスや加齢によって、内因性カンナビノイドは減っていってしまいます。
内因性カンナビノイドが減ってしまうと、免疫力や皮膚、認知面、精神面などでバランスが取りづらくなってしまうといわれています。
CBDは、そんなECSに働きかけるカンナビノイドと非常によく似た成分で、内因性カンナビノイドが足りなくなるとCBDを代わりに使うことができます。
CBDを摂ることで身体の調節機能が再び正常に働きだし、結果として様々な不調が改善されるといわれています。
また、CBDには幸せホルモンといわれるセロトニンや、ストレスを和らげるといわれるGABAの受容体にもはたらきかけることから、イライラや不安、さみしさなどのストレスケア効果があることでも有名です。
日本では、大麻取締法により、大麻(ヘンプ)の取り扱いは法律で制限されています。CBDは、茎と種から抽出したものは【日本でも合法】です。同じ麻から抽出される、向精神作用のあるTHC(テトラヒドカンナビオール)は【日本では違法】です。
イヌとネコを対象に安全性と忍容性を確認する研究において、CBDは犬に重度の副作用を引き起こすことがなく、THCを含むCBDのオイルとは異なり安全であることが示されています。
CBD単体のオイルには、有害な副作用がありません。
犬・猫を対象としたCBD投与に関する研究において、重度の有害事象など発生しなかったことに基づく(当社によるpubmed調べ)
CBDは、2023年11月の国会で「難治性てんかん薬」として承認する法案が可決されるなど、てんかんの発作を抑制するモノとして非常に効果が期待されています。
てんかんの発作に効果があるだけでなく、CBD自体に副作用や耐性等がないことから、てんかん薬などほかの薬との併用や、高齢どうぶつのケアとしても使いやすいことから、CBDオイルを扱う動物病院も増えてきています。
肌にも存在するエンドカンナビノイドシステム。最新の研究では、CBDをイヌの皮膚に塗布することで、皮膚に存在するCBDの受容体や、関連した神経系・炎症系の働きが作用しあって、アトピーの痒みや炎症を押さえる効果があることが期待されています
飼育環境や栄養状態の向上により、ペットでも長寿化が進んでいます。加齢とともに様々な身体の機能が衰えていく中、CBDが身体の調節機能や、エンドカンナビノイドシステムを通じて免疫・神経系のサポートすることで、シニア犬・シニア猫に起こりやすい様々な症状の助けになることが期待されています。特に、関節痛や認知症、体臭などについては、M&N'sCBD独自で行った85頭のシニア(10歳以上の犬猫)アンケート評価でも、73.8%の方がシニアケアとして気になっていた症状に効果を感じられたという結果になりました。